訪問嚥下看護

訪問嚥下(えんげ)看護

嚥下(飲み込み)とは

食べ物をゴックンと飲み込み、胃に送り込むこと。

1

食べ物を見て、どのように食べるか、
どれぐらいのペースで食べるか判断する。

嚥下(飲み込み)

2

食べ物を噛んで唾液と混ぜながら、
1回に飲み込みやすい形(食塊)にする。

嚥下(飲み込み)

3

1回に飲み込みやすくなった食塊を、
舌の運動でのどへ送り込む。

嚥下(飲み込み)

4

脳に信号が送られ、ゴックンと食べ物がのどから
食道の入り口へ移送する。

嚥下(飲み込み)

5

食べ物が食道の入り口から胃の入口まで達する。

ごっくんチェック

ごっくんチェック

下記の症状に1つでも当てはまる場合、ご相談ください。

  • むせる、咳がでる
  • 食事に30分以上かかる
  • 口にたくさん食べ物を入れる
  • のどに残っている
  • 声がかすれる、小さい

嚥下障害とは

嚥下障害とは、食べ物や水分、唾液を飲み込むまでの過程が、正常に機能しなくなった状態を指します。
全身疾患や加齢などが原因となります。

嚥下障害の症状

以下の症状がある方は、摂食嚥下(えんげ)障害の可能性が考えられます。

体重が減った

体重が減った

食事に時間がかかり
食べる量が減る

むせる

むせる

食べ物や水分、唾液などが
気管に入りかけてむせる

弱いせき

弱いせき

気管に入りかかっている
食べ物が出せない

飲み物が苦手

飲み物が苦手

サラサラしている液体が
飲みにくく、むせやすい

たんがでる

たんがでる

食べ物が気管に入って
痰が増える

声の変化がある

声の変化がある

たんや食べ物が
のどに残っている

誤嚥性肺炎

誤嚥性肺炎

「誤嚥性肺炎」は、高齢者の死亡原因としても
多くの割合を占める怖い病気です。
誤嚥(ごえん)とは、唾液や食べ物などが、誤って気管へ入ってしまった状態を言います。「誤嚥性肺炎」(ごえんせいはいえん)とは、誤嚥が原因で起こる肺炎です。

誤嚥しやすい時とは?
  • 呼吸が不安定な場合
  • 食べ物が嚥下機能と合っていない場合
  • 咳が弱い場合
  • 意識が不安定な場合
  • など

嚥下障害がおこりやすい病気

  • パーキンソン病
  • 多系統萎縮症
  • 進行性核上性麻痺
  • 脳梗塞、脳内出血
  • 脳性麻痺
  • 筋ジストロフィー
  • 筋萎縮性側索硬化症(ALS)
  • 脊髄小脳変性症
  • 多発性筋炎
  • 脳腫瘍
  • 精神発達遅延
  • 食道がん、舌がん、咽頭がん、喉頭がん
  • 加齢に伴う生理的な機能低下

嚥下障害でお困りの方はご相談ください。
嚥下にお困りのお子様も対応可能です。

訪問嚥下看護

自宅や施設でお食事されている場面を観察します。
本人および家族の意思を尊重し、訓練や改善策を検討します。

現在の機能維持

顔や首の筋肉の緊張を緩和したり、筋力を強化するための
嚥下体操や口腔ケアを指導や実践し、嚥下機能を維持します。

嚥下訓練・誤嚥性肺炎の予防

  • 飲み込みの評価を行い、現状の嚥下機能を確認します。
  • 無理なく楽しみながら、適切な飲み込みの訓練を指導し、一緒に実践します。
  • 安全にお食事ができるよう誤嚥性肺炎の予防に努めます。
  • 自宅での生活を送れるよう、栄養状態を維持や改善します。

神経内科・内科 さくらいクリニック

てんかんのリハビリ

京滋 摂食・嚥下を考える会

日本摂食嚥下リハビリテーション学会

滋賀県大津市 訪問看護ステーションつばめ

〒520-0832 滋賀県大津市粟津町2-65 第2久下ビル2階

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